このような疑問にお答えします。
- サンスベリアの復活方法がわかる
- ふにゃふにゃになる原因がわかる
- サンスベリアの育て方がわかる
サンスベリアがふにゃふにゃになってしまったら、すごく悲しいです…。
でも、安心してください。サンスベリアを元気に復活させる方法があります。
その方法は、「葉挿し」です。葉挿しで復活できます。
簡単にできるサンスベリアの葉挿しについて、詳しく解説します。
目次
【サンスベリア】ふにゃふにゃ状態からの復活
サンスベリアがふにゃふにゃ、ブヨブヨになっても復活させることは可能です。
元気な葉が1枚でも残っていれば、株全体として元の大きさのサンスベリアに復活させることができます。
葉が全滅していても、新しい芽が出ていれば、復活のチャンスがあります。
ふにゃふにゃの葉は、元には戻らない
ふにゃふにゃ・ブヨブヨになってしまったサンスベリアの葉を、元の状態に復活させることはできません。残念ですが…。
今残っている葉の中から、元気な1枚を大きく育てて、元の大きさのサンスベリアに戻すことは可能です。
ふにゃふにゃ、ブヨブヨになった葉は、根腐れを起こしています。根腐れを起こしている部分は、切って捨てるしかありません。
サンスベリアの現状チェック【当てはまれば、根腐れです】
根腐れを起こしたサンスベリアは、次のような状態になります。
- 元気がなく、ふにゃふにゃ
- 葉の色が変色している
- 葉が白くなり、倒れてしまう
- 葉が乾燥して、しわしわ
- 茎の根元にカビ、土から異臭
1つでも当てはまれば、根腐れです。
軽い根腐れの場合なら、カットするだけ
症状が軽い根腐れなら、腐った部分や葉の黄色く変色した部分を切り取ります。
鉢に新しい土を入れて、サンスベリアを元に戻します。
サンスベリアは繁殖力の強いので、新しい芽や葉が出てきます。
サンスベリアは葉挿しで、復活できる
サンスベリアを復活させる方法は、「葉挿し」です。
葉挿しとは元気な葉を使って、1枚の葉から多くの新しい葉を育てる方法です。
生命力の強いサンスベリアは、葉を土に挿すだけで根を張り、大きく成長します。
葉挿しのやり方は、簡単です
葉挿しは、次のような手順で行います。
- 健康な葉(健康な部分)を探す
- 腐っていない部分を、10cm程度にカット
- 葉の下側に、マジックで印をつける
- 2日ぐらい切り口を乾燥させる
- マジックの印がある方を下にして、土に挿す
- 葉全体の半分ぐらいを土に埋める
カットして、挿すだけなので簡単です。
葉挿しは、葉の上下を注意する
葉押しで注意するのは1つだけ。葉の上下です。生えている時に下側になっている部分を下にして、土に挿します。
切った時に下側にマジックで印を入れておけば、上下を間違えることがありません。
印を入れた部分を土に埋めてしまえば、マジックの跡が隠れます。
葉挿しの後、水やりは不要です
葉挿しの後に、水をやる必要はありません。水をやりたくなる気持ちは分かります。
約1ヶ月で根が張ります。水やりは、根が張ってからです。
新芽が出るまでは、約3ヶ月~6ヶ月程度。生命力が強いので、葉の部分もどんどん大きくなります。
大きく育ったら、株分け
大きく成長して鉢が狭くなってきたら、株分けをします。
まず根をほぐしながら、根についている土を落とします。
株が別れるように根を切り、半日ほど乾燥させます。あとは植えるだけです。
葉がふにゃふにゃになる、2つの原因
ふにゃふにゃ・ブヨブヨになってしまった葉は、腐っています。これは根腐れです。葉が倒れてくるのも根腐れです。
根腐れが起こる原因は、大きく2つあります。
- 水のやりすぎ
- 植え替えのタイミングが悪い
順に説明します。
根腐れの原因:①水のやりすぎ
サンスベリアの根腐れの原因で1番多いのは、水のやり過ぎです。
サンスベリアは乾燥地帯に生育しています。乾燥に強く、湿気に弱い植物なのです。
他の観葉植物と同じように、毎日水やりをするとダメになってしまいます。
夏場の水やりは、2~3日に1回
夏場は土が乾いたときに、水やりをします。2~3日に1回程度で、大丈夫です。
梅雨などの湿度が高い時期なら、もっと間隔を空けます。
冬場は放置でOK【水やりはNGです】
冬場の水やりは要りません。
サンスベリアは寒さに弱い植物なので、気温が低いと冬眠状態になります。
冬眠状態の時に水を与えると、根腐れの原因になります。
冬場の水やりは、不要です。
根腐れの原因:②植え替えのタイミングが悪い
サンスベリアは定期的な植え替えが、必要です。
生育が早いので植え替えをしないと、鉢の中で根が伸びるスペースがなくなってしまいます。
植え替えに適しているのは4月~9月の暖かい時期です。気温の目安は20度以上です。
温かい時に植え替えをしないと根が傷み、根腐れの原因になってしまいます。
無事に復活したら、放置気味に育てる
基本的にサンスベリアは、生命力が強い植物です。
弱点は湿気に弱いこと。水のやり過ぎに注意して、通気性の良い鉢に植えればぐんぐん育ちます。
直射日光は避けてください。室内なら、カーテン越しの陽の光がベストです。
サンスベリアのマイナスイオンは、すごいパワーです
サンスベリアは、マイナスイオンを多く生成する植物として、有名です。
室内に置けば空気が綺麗になるので、「天然の空気清浄機」と呼ばれています。
精神の安定やアレルギーの抑制の効果もあります。リビングや寝室に置きたい植物です。
きれいな鉢に入ったサンスベリアは、引越し祝いや出産祝いにも喜ばれます。
サンスベリアの葉が、ふにゃふにゃになってしまった…。
ふにゃふにゃになった原因を、知りたいなぁ…。
サンスベリアを、復活させる方法はあるのかな?