購入したばかりのクッションは、ふかふかでとても気持ちいいですよね。でも、長い間使っていると、そのふかふかした感触がなくなってくるし、表面の汚れも気になるようになります。
汚れてしまったら、洗濯すれば良いのは分かるけど、クッションってどうやって洗濯すればいいのと、悩んでいませんか。そんなあなたの為に、今回はクッションを上手に洗濯するコツをご紹介致します。
クッションを洗濯するときに注意することは、綿のヨレを減らして「ふかふかにする」ことです。なんだかとても難しそうですが、実は家庭でクッションを洗濯しても、ふかふかにすることはできるのです。
もちろん、クッションの中の素材がポリエステルでもパウダービーズでも問題なく洗濯できます。まずは洗濯機で上手に洗うコツから紹介していきます。
目次
クッションの洗濯は、手洗いの方が良いの?
クッションを洗う時は、洗濯機を使用するよりも、手洗いの方が良いのでしょうか。
手洗いの方が、型崩れの心配が無いように思いますよね。クッションを洗う場合は、洗濯機で洗うよりも手洗いの方がいいのでしょうか。
実は、洗濯機で洗っても、手洗いでもどちらでも大丈夫です。
最近の洗濯機は高性能なので、ネットに入れて「優しく洗ってくれるモード」で洗濯すれば手洗いのときと同じような仕上がりになるのです。
むしろ、洗濯機の方が丁寧に洗えるように思います。どちらでも自分が好きな方で洗ってください。
クッションを洗濯機で上手に洗うコツ!
クッションは、綺麗なように見えて、日々の汚れやダニの糞やダニの屍骸などで意外と汚れているものです。クッションは、洗いにくいと思いがちですが、実は洗濯機でも洗うことができるのです。
洗濯機でクッションを洗う手順
- 汚れが目立つ部分には直接洗剤の原液をかけてネットに入れる。
- 手洗いモードやソフトモード、デリケートモードなどの優しく洗うモードを選ぶ。
- 脱水する前に一回取り出す。
- クッションの中の綿が偏るので、手でほぐして形を整えてから脱水をする。
- もう一度、クッションの中の綿をキレイにほぐして干す。
上記の手順で洗濯をすれば、クッションは綺麗に洗えて、ふかふかになります。クッションを洗濯するのは、3ヶ月に1度を目安にすれば、常に綺麗な状態を保つことができます。
クッションを洗濯する時間が無い場合は、ファブリーズを使っても良いでしょう。ファブリーズなら、クッションに吹掛けるだけで、簡単に除菌(殺菌)ができ、消臭効果もあるので、オススメです。
洗濯できない素材に注意!
クッションの中に入っている素材により、洗濯をすることができない場合があります。まず、洗濯をする前に、クッションに付いている品質表示のタグを確認します。
クッションの中の素材がポリウレタンの場合、洗濯をすることができません。ポリウレタンとは、低反発クッションに使われています。
ポリウレタンは、水を含むとボロボロになり、低反発の機能が損なわれてしまいます。水を含むと雑菌が繁殖する恐れがあるため、クリーニングに出すこともできません。
ポリウレタンのクッションの場合は、クッションの本体を洗うことができないため、カバーを洗うことで清潔さを保つことができます。
消臭抗菌(除菌)スプレーを使うこともお勧めの方法です。クッション自体が汚れてきたら、買い替えるしかありません。
クッションをしっかりと乾燥させる方法!
クッションを洗濯機で洗ったら、しっかりと乾燥させることが大切です。
まず、クッションを干す前に、クッションの中身が偏っていたら形を整えます。形を整えるのは、非常に大事なポイントです。干す前に形を整えておかないと、乾いたら形が戻らなくなってしまう場合があるのです。
また、クッションを乾燥させるときには、注意しないといけない点があります。
クッションを乾燥させる時の注意点
- ドライヤーや乾燥機は絶対使わない。
- 必ず風通しのいい日陰で干す。
クッションを綺麗にふかふかに仕上げるためには、必ず上記の乾燥方法を守ってくださいね。クッションの大きさや天候などにもよりますが、中身がしっかり乾くまでには、大体1日~7日ぐらいかかります。
乾いたと思っても、表面が乾いているだけで、中心の方はまだ乾いていないこともあるので、しっかり乾燥させてから使ってくださいね。