引越しをする時には、することが多いので段取りよくスケジュールを組むことが大切になってきます。引越しの1ヶ月前から引越し後にすることまでのチェックリストを作成しました。
目次
引越しの1ヶ月前にすること!
引越しをする場合、遅くとも1か月には行っておくべきことがあります。一番最初に行わなければならないのは、賃貸契約のことです。賃貸住宅に住んでいる場合には、遅くとも1か月前には管理会社や大家に退去することを伝えましょう。
契約によっては2か月前に退去の報告をしなければならないこともありますので、契約書をよく確認してください。駐車場を借りている場合には、駐車場の解約手続きも同時に行いましょう。
お子さんが学生の場合は、転校の手続きが必要です。転校の手続きを確実に行うには、学校の担任の先生に相談することが一番確実で良い方法です。細かい手続きは先生が行ってくれる場合もあり、自分の負担を減らすことができます。
粗大ごみなどの不用品の処分も1ヶ月前から進めていきます。運ぶ荷物のチェックリストを作成し、引越し業者に見積もりを出してもらいましょう。
荷造り用の梱包材も準備し、シーズンオフの洋服など梱包できるものはどんどん荷造りしていきます。また、お世話になった方々へのあいさつなども時間的な余裕があるこの時期にしておくとよいでしょう。
引越しの1ヶ月前にすることをチェック!
- 賃貸契約の解除(住居・駐車場等)
- 転校の手続き(子供がいる場合)
- 粗大ごみの処分
- シーズンオフの洋服の梱包
- お世話になった方への挨拶
引越しの2週間前にすること!
引越しまで2週間となったころには、さまざまな手続きの申請をする時期です。引越し直前に慌てることの無いように2週間前を目途に手続きをしておけば安心です。
まずは、電気、ガス、水道や電話会社など、ライフラインに必要な会社へ引越しの連絡を入れましょう。インターネットで手続きできる場合も多いので、インターネットを利用すれば24時間いつでも手続きすることができます。NHKには住所変更の届け出をします。
それから、行政への連絡も必要です。転出届や印鑑登録の廃止手続き、国民健康保険の方はそちらの住所変更手続きを行いましょう。金融機関への届け出、郵便局への転送届、車やバイクの登録変更手続きなども忘れないように行います。
届け出の必要な所はたくさんありますので、チェックリストを作成してもれのないように気をつけましょう。知り合いへ送る転居通知届も余裕があれば手配しておきます。引越し後に用意してもよいのですが、引越し後は何かとあわただしいのでこのころに用意しておくと安心です。
引越しの2週間前にすることをチェック!
- 電気、ガス、水道、電話会社への連絡
- NHKに住所変更の届け出
- 転出届や印鑑登録の廃止手続き
- 金融機関への届け出
- 郵便局への転送届
- 車やバイクの登録変更手続き
- 転居通知届の手配
引越しの1週間前にすること!
いよいよ引越しまで1週間となりました。荷造りも、普段よく使う日用品以外は徐々に片付けてしまいましょう。ゴミも大量に出るので、少しづつでも捨てていきます。粗大ごみの手配もしておきましょう。
それから、引越しに伴う手続きに漏れがないかをもう一度確認しておきます。もし、手続きに漏れがあった場合は、この時期ならまだ間に合いますので急いで手続きしましょう。
荷造りにめどが立ったら、部屋の掃除もそろそろ始めます。換気扇や排水溝など、台所周りで掃除に時間がかかる場所はこの時期に掃除しておくといいですね。お風呂場のカビなども可能であれば掃除しましょう。
引越し当日は部屋の掃除の時間が十分に取れるとは限りませんので、窓や網戸なども時間を見つけて掃除しておきましょう。引越し後はハウスクリーニングが入ることが多いですが、見られても恥ずかしくない程度には掃除しておくことをお勧めします。
時間的に余裕があれば、新居の見取り図などを見て、家具の配置や荷物の置き場所を考えるのも楽しいですね。
引越しの1週間前にすることをチェック!
- 日用品以外は梱包する
- 粗大ごみの処分手配
- 各種手続きの再チェック
- 窓や網戸の掃除
- 新居の家具の配置を考える
引越しの前日にすること!
引越しの前日は、何かと慌ただしくなります。部屋の中もダンボールだらけになり、いよいよ引越しするんだと実感することでしょう。
引越しの前日にすることは、小型電化製品の梱包です。冷蔵庫やエアコンなどはコンセントをはずして簡単に掃除をしておきましょう。
オーディオ類やパソコン関係は配線が複雑になっている場合が多いので、後で何の線なのか分かるように印を付けておきます。そうすれば、引越し後の配線作業がスムーズになります。
大型の家具で分解できる家具は、前日までに分解しておきましょう。このとき、細かい部品がバラバラにならないように、まとめておきます。
貴重品などは自分の手で移動させる方が安心ですので、ひとつのカバンにまとめておきましょう。
一通り荷造りができたら、ダンボールの数や運ぶ家具をメモしておきましょう。引越し後に荷物が確実に届いているか確認するときに便利です。引越し先の見取り図に家具や荷物の配置場所を記入しておくと、荷物を運びいれる際に参考になるため、準備しておくといいでしょう。
引越しの前日にすることをチェック!
- 小型電化製品の梱包
- 大型家具の分解
- 貴重品をひとつのカバンにまとめる
- ダンボールの数の確認
引越しの当日にすること!
引越し当日は、まず今朝まで使用していたものを梱包していきます。布団や化粧品、日用品は引越し後もすぐに利用するものですので、一番最後に梱包して、新居で一番最初に開けることになります。段ボールに印をつけておくと便利ですね。
ガスの閉栓立会いも当日に行うことが多いです。引越し業者が到着後は、簡単な打ち合わせをしてから荷物を運び出してもらいます。
家具や荷物を運び出してもらった後は、簡単に部屋の掃除をしておきます。家具の裏など今まで掃除できなかった所をきれいにしておきましょう。
掃除機などは引越し業者に運んでもらってしまっているかもしれませんが、ほうきと雑巾があれば掃除はできると思います。可能であれば掃除機も残しておいて、自分たちで運ぶのもよいでしょう。引越し作業後は荷物をほどく前に、近隣の方に挨拶します。
引越し作業中はなにかと物音をたててしまうため、早めに挨拶しておく方が心象が良いです。しかし、引越し作業が夜遅くまで続いてしまった場合は無理に挨拶せず、翌日でもよいでしょう。
引越しの当日にすることをチェック!
- 当日まで使用していたものを梱包
- ガスの閉栓立会い
- 粗大ごみの処分
- 新居の近隣の方に簡単な挨拶
引越しの後にすること!
引越し後はまず、家具や荷物がちゃんと届けられているかチェックします。引越し業者がまだいるうちに荷物が全部そろっているか、壁などに荷物をぶつけた後がないか確認しておきます。
引越し業者と一緒に確認しておけば、後々安心ですね。引越し費用の清算は引越し前後となりますが、業者によって異なりますので確認しておきましょう。
引越し業者へのチップは本来必要ありませんが、お礼の気持ちを伝えたい場合には相手の負担にならないよう、飲み物代×人数分くらいの額で十分です。
荷ほどきはまず、当日必要になるものから開けていきます。布団や日用品などは引越し後すぐに利用することになるので、優先的に片づけていきましょう。
荷ほどきまで引越し業者に頼むことも可能ですので、引越し後に荷物の片づけをする時間が十分に取れない場合はお願いするのもいいかもしれません。
ガスの開栓作業も引越し後に行います。引越し後の生活に不自由がないよう、手配しておきましょう。
引越しの後にすることをチェック!
- 荷物の数をチェック
- 日用品の荷ほどき