

- 飲酒検問って拒否できるのかな…
- 任意って聞いたことがある気がするけど…
- 「拒否=逮捕」って言う人がいるんだけど…
このような疑問にお答えします。
- 飲酒検問を拒否できる場合が分かる
- 飲酒検問を拒否して逮捕される場合がわかる
- どんな罪で逮捕されるのかが分かる
「飲酒検問=任意」だと思っていませんか。半分は正解です。
ただ、中途半端な知識は危険です。
「飲酒検問=任意」だと思って対応するとヤバい場面があります。
警察官に飲酒検問で止められているのに「任意だからやらないよ。面倒だし」と拒否して立ち去ろうとすると実は逮捕される場合があります。
これマジです。知らなかったではすみません。
この記事は3分程度で読めます。ぜひこのまま読み進めてください。
飲酒検問を拒否すると逮捕される場合あり

飲酒検問は強制ではありません。基本的には。任意なので拒否するのも協力するのも自由です。
ただし、飲酒検問を拒否できない場合があります。
それは、警察官があなたに対して飲酒の疑いを持った場合です。
飲酒検問を拒否できない場合
飲酒検問の時にあなたがこのような状態だったとします。
- 呂律が回っていない
- 運転がフラフラしている
- 窓を開けた瞬間に酒臭かった
これって客観的に見て飲酒の可能性が大ですよね。
警察官が「飲酒の疑いあり」と感じたら、飲酒検問に協力する行為が「任意→義務」に変わります。
具体的には呼気検査に応じる義務が生じることになります。
立場が180度変わる
最初は「飲酒検問に協力してあげる」というスタンスです。任意なので。
それが「飲酒の疑いあり」と思われた時点で義務なり、呼気検査に応じないといけません。
立場が大きく変わります。
現行犯逮捕される最悪な場面
中途半端な知識で「任意だよね。じゃあ帰るね。」って車を出そうとすると、最悪、現行犯逮捕です。
また、飲酒検問の呼気検査を頑なに拒否した場合も、現行犯逮捕される可能性があります。
警察官に「飲酒の疑いあり」と思われたら、もう観念して呼気検査に応じるしかないのです。
飲酒検問には協力するのがベター
飲酒検問は任意です。警察官が飲酒の疑いがあると思ったと言えば義務に変わるのは、道路交通法第67条第3項に定められています。
車両等に乗車し、又は乗車しようとしている者が第65条第1項の規定に違反して車両等を運転するおそれがあると認められるときは、警察官は、次項の規定による措置に関し、その者が身体に保有しているアルコールの程度について調査するため、政令で定めるところにより、その者の呼気の検査をすることができる。
基本的には最初から拒否せずに飲酒検問に協力した方が良さそうです。
何もなければ「はぁ~」と息を吐くだけですぐに終わりますから。
拒否した後に飲酒がバレたら罪が重くなる

飲酒検問で呼気検査を拒否をした後に呼気からアルコールが検出されたら罪が重くなります。
もちろん、飲酒運転だけでも犯罪です。
この罪にプラスして飲酒検査拒否罪が適用されることになります。
飲酒検査拒否罪は懲役刑になることもある重い罪です。
嘘を付くことは良くないこと
隠そうしたり逃げようとすると罪が重くなります。
正直が一番です。ゴネ得もありません。