あなたの車の燃費が悪い5つの原因!車のタイプ別、平均燃費データ有

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燃費

最近は、車のCMでも「燃費」って言葉をよく聞きますよね。

「燃費が良い!」ということをセールスポイントにしている車も多くなっているようですが、「燃費」の意味って意外と知られていないように思います。

燃費とは、1リットルのガソリンでどれだけの距離を走れるかを数値で表したものです。

燃費の数値が高ければ高いほど、あまりガソリンを使わずに長い距離を走ることができるということです。燃費の良い車の方が家計に優しいということが分かりますね。

今回はこの燃費を良くする運転などを紹介します。

車の燃費って平均どれくらい?

まずは車の燃費の平均を見ていきましょう。細かく紹介していきますね!

ハイブリッドカー 15~25km/L

ハイブリッドカーとは、エンジンとモーターの2つの動力を持った車のことです。

運転条件により、エンジンとモーターを同時使用したり、モーターだけで走ることもできるため、ガソリンを使ったエンジンの動力だけで走る従来の車よりも燃費の良さが売りになっています。

ただし、エンジンとモーターを搭載しているため車両価格が高くなってしまうという難点があります。

従来の車より高くなった分を燃費の良さでカバーするためには、15年以上乗り続けないと回収できないという計算もあります。

 ミニバン 8~15km/L

ミニバンとは、1.5BOX、2BOXと呼ばれている車も含め、全長に対して室内高が高く、車内スペースが広いのが特徴的な車です。

3列シートになっている車種も多く、家族で車で出かける時には、全員が乗れ、また広い室内空間の開放感が好まれています。

ただし、車内を広くする代償として、車両重量が重くなってしまい、燃費はそれほど良くありません。経済的な部分よりも快適性を重視したタイプになります。

(人気車種)トヨタ ヴォクシー・日産 セレナ・ホンダ ステップワゴン

SUV 8~13 km/L

SUVとは、スポーツ・ユーティリティ・ビークルの略称です。

車の形状は、ステーションワゴンをひと回り大きくしたようなタイプになり、山間を走るジープを街乗り用の車にアレンジしたようなイメージの車です。

4WD(4輪駆動)やエンジンの排気量が大きい車種が多いので、燃費はあまり良くありません。最近では、都市型のSUVとして高速走行時には低燃費モードに切替るような車種も増えてきています。

(人気車種)トヨタ ハリアー・日産 エクストレイル・スバル フォレスター

ステーションワゴン 10~15 km/L

ステーションワゴンとは、全部の形状はセダンと同じなのですが、後部座席とトランクルームが一体化した形状の車両です。

大きさはセダンとほぼ同じなので、街中でも運転しやすいサイズの車です。

後部には大きな積載スペースがあるため、アウトドア志向の方には最適です。重量・排気量共にごく標準的で、燃費も標準です。全体的にバランスのとれた車です。

(人気車種)トヨタ「カローラ フィールダー」・スバル「レヴォーグ」・スバル「レガシィ ・アウトバック」

コンパクトカー 12~20 km/L

コンパクトカーとは、セダンよりひと回り小さく「5ナンバー」サイズの車のことです。排気量は、1,000cc~2,000cc程度の車両が多く、排気量も車両の大きさもセダンと軽自動車の中間的な位置づけの車です。

家族で複数の車を所有する場合には、セカンドカーとして、利用されることが多いようです。コンパクトカーは、車両重量が軽く、排気量もそれほど大きくないため、燃費は良い車種が多くなっています。

(人気車種)トヨタ アクア・日産 ノート ・ホンダ フィット

軽自動車 15~20 km/L

軽自動車は、排気量が660cc以下の車です。車両重量が軽く、排気量も小さいので、燃費は良くなっています。

また、レギュラーガソリンでも燃費が良い車種も多く、その点でもガソリン代を節約することができます。

(人気車種)ダイハツ タント・ホンダ N-BOX(エヌボックス)・スズキ ワゴンR

セダン 8~15 km/L

セダンとは、エンジンルーム、乗車スペース、リアトランクとスペースが3つに分けられた構造を持つ車のことです。

最近は、高級感のある車が多くなり、大型化の傾向にあります、そのため車両重量が重く、排気量も多いので、燃費は悪い車が多いです。

(人気車種)トヨタ クラウン・トヨタ マークX・日産フーガ

 

こう見ても分かる通り、車体が大きくなれば重量も重くなり燃費が悪くなります。

ちなみに車にもよりますが、高速では8~14 km/L、街乗りでは5~10 km/L になります。

高速の方が燃費がいいのは、街乗りとは違って信号がないので、ほぼ一定のペースで走ることができるからです。

燃費が悪い5つの原因

ガソリンを満タンに入れる!

ガソリンスタンドに行って給油をする際、約6割の人が満タンにするというデータがあります。燃費のことを考えると、ガソリンは、少しずつ、何回も入れたほうが良いのです。

自動車用のガソリンの場合、1リットルの重さは、約750gです。ガソリンは、30リットルで22.5kg、50リットルで37.5kgになります。ガソリンを多く入れると、車に重い荷物を積んだまま走っているのと同じなので、燃費は悪くなります。

ただし、自宅から離れた場所にあるガソリンスタンドに行く場合、移動に使うガソリン代も考えないといけません。また、トランクや後部座席に不要な荷物を載せないことも大切です。

タイヤの空気圧が低い!

タイヤの空気圧を適正値にしているよりも、少し空気圧を高くした方が燃費は良くなります。タイヤの転がり抵抗を小さくするには、空気圧は高く、タイヤが硬くなる方が良いのです。

ただし、空気圧が高すぎると、段差で車体が跳ねてしまい乗り心地が悪くなります。タイヤのグリップ力が低下するため、カーブは慎重に運転する必要があります。

燃費のことを考えた場合、タイヤの空気圧は、規定値よりも0.1~0.2kPa(キロパスカル)程度高いほうが良いでしょう。空気圧が低くなると、抵抗が増し、燃費が落ちてしまいます。

タイヤに空気がパンパンに入った自転車と空気が抜けている自転車はどちらの方が漕ぐ時の抵抗が大きいのかを考えれば、イメージできると思います。

空気圧は、ガソリンスタンドでの、こまめな点検が必須です。各車種別の規定空気圧は、ドアを開けた部分に書かれています。

急ブレーキが多い!

運転をする際には、車の流れを見て運転することで、燃費を改善できます。大事なことは、できるだけ、急ブレーキを踏まない運転をすることです。

ブレーキを踏むと、その後でアクセルを踏み、加速しないといけません。重い車体を動かすための運動エネルギーは、加速する際には大きいので、多くのガソリンを必要とします。

ブレーキで一気に減速するのではなく、アクセルワークで調整するような運転であれば、燃費は良くなります。後続車がいないなら、赤信号で止まらないように調整をしながら走るといいでしょう。

エンジンオイルを交換していない

エンジンオイルがの劣化していると、エンジンの性能(パワー)を発揮できません。パワーの低下は、燃費の悪化に繋がります。動力が上手く伝わらないと言うことは、自転車を軽いギアで必死で漕いでいるのと同じです。

疲れるのに一向に前に進まず、ロスが大きいのです。エンジンオイルの交換をこまめにすることでエンジンの寿命も伸ばすことができます。長く快適に乗ることもできますよ。

エアコンを良く使う!

エアコンの冷房、除湿を使うと燃費が悪くなります。暖房は、エンジンを動かす際の熱を利用するため、燃費が悪くなることはありません。

冷房は、エンジンの動力を利用して、コンプレッサーを動かすため、燃費が1割ほど悪くなってしまいます。夏は、燃費が悪くなりがちです。

やっぱり、ハイブリッド車は燃費が良いの?

先程も書きましたが、ハイブリッドカーは燃費の良さを売りにしているので、燃費はとても良いです。乗り換えを検討されているのであれば、ハイブリッドカーも考えてみてください。

運転の仕方ひとつで燃費は変わってきます。できれば、家計に優しい方がいいですよね。上記で紹介した運転の方法をぜひ試してみてくださいね。

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