転職の面接を受ける時には、履歴書と共に必要になるのが職務経歴書です。職務経歴書は、自由形式で書くことになりますので、どのように書けば良いのか迷ってしまいますよね。
職務経歴書を書く前に下記の項目を順番に考えていくことで、あなたが今まで働いてきた仕事の経歴をまとめやすくなります。ぜひ参考にしてください。
目次
職務経歴書を作成する前に書き出す必要がある4項目!
職務経歴書を書く前に、以下の4項目を書きだして、あなたの経歴を思い出してください。
Q.今までどんな会社で働いてきましたか?
あなたが働いてきた会社について書き出します。
名前を聞いただけで誰もが知っているような会社で無ければ、職務経歴書に社名を書いただけでは、どの業界で何をしている会社なのか面接官には全くわかりません。
まずは、あなたが働いていた会社の事業内容、年商、従業員数、事業所数(支店数)などの客観的なデータを揃えましょう。
あなたが今までどのような会社で働いていたのかをもう一度確認することができます。
Q.今までどんな仕事をしていましたか?
その会社に入社してからの自分の経歴を時系列に書き出して行きましょう。いつ、どの部署で、どんな仕事を行ったかを順番に書き出していきましょう。
時系列に書き出しながら、過去に自分が行った仕事のことを思い出していくうちに自分の仕事の適正や転職先へのアピールポイントを再発見できるかもしれません。
Q.仕事でどのような成果をあげましたか?
自分の過去の仕事を振り返りどんな成果を挙げたのかを箇条書きでどんどん書いていきましょう。成果と言っても、大げさに考えたり、他の社員と比べる必要はありません。
自分なりに頑張った仕事や自分で満足できる仕事ができたという内容を書き出していきましょう。
Q.他にアピールするポイントはありますか?
働いていた時にはあまり意識していないことでも、転職の時にはアピールできる点が多くあります。
例えば、後輩やアルバイトに対する指導経験なども充分にアピール材料になります。
研修のリーダーとして講師役をした経験やいつも会議の進行を任されていた経験、アルバイトの採用を行っていたと言うような経験があれば、まとめておきましょう。
4項目の答えをベースに職務経歴書を書いていきます!
以上の4項目をベースに次の2つの質問に答えながら、まとめていきます。
Q.あなたが培ってきた職業能力をまとめましょう!
ここまで書きだした4項目のメモを参考にしながら、今までの仕事の中で培ってきた能力をどんどん書きだしていきましょう。自分は何ができるのか、詳しことは何か、得意なことは何かをどんどん書いていきましょう。
自分の中では当然のように行ってきた仕事のつもりでも、一歩引いて見てみるとかなり特殊な仕事や経験をしている場合もあります。
Q.自分のやりたいことを明確にする!
自分が積極的に取り組んだ仕事の内容や実際に行っていて楽しかった仕事のことを思い出していく中で、今後、どのような仕事をしていきたいのかが見えてくるでしょう。
また、少し客観的に過去の自分の経験を振り返ってみることで、自分ができる仕事が明確になります。
最後にすべての項目をまとめて、職務経歴書を完成させます!
職務経歴書を書く時には、「希望職種」、「職務経歴」、「仕事の中で身につけた能力」の3点を記入します。
「希望職種」の項目は、「Q.自分のやりたいことを明確にする!」で書き出した内容を参考に書いていきます。
「職務経歴」では、「職務経歴書を作成する前に書き出す4項目」を整理して記入することで内容がまとまります。「仕事の中で身につけた能力」を書くのは、「Q.あなたが培ってきた職業能力をまとめましょう」から抜粋して書きましょう。
これで職務経歴書を完成させることができます!