安眠したい時に飲むと効果のある飲みものを紹介します。安眠効果のある飲み物を飲むと、脳や体をリラックスさせてくれるので、すごく落ち着いた幸せな気分で眠ることができます。
今から車の運転をしたり、仕事や勉強を頑張りたい時には飲まないほうが良いでしょう。
飲むと安眠効果のある飲み物 8選!
ココア
ココアは、体を温めてくれる飲み物です。ココアの原料であるカカオには、ポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには、ストレス抑制、虫歯抑制効果があります。寝る前には最適な飲みものなのです。
ココアにしか含まれていないテオブロミンという成分があります。この成分の香りは、リラックス効果があり、自律神経を整えてくれるのです。
ココアには、カフェインが含まれているのですが、カフェイン量は、100mlあたり10mg未満です。コーヒーの10分の1程度、紅茶の3分の1程度のカフェイン量なので、安眠に対するメリットの方が大きいと考えることができます。
ココアに含まれているフラバノールには、肥満や糖尿病の抑制効果もあります。
牛乳
牛乳には、トリプトファンとカルシウムが含まれています。トリプトファンは、体内で消化吸収され、脳内物質のセロトニンに変化します。
セロトニンは、リラックスさせる効果があるので、安眠をすることができるのです。トリプトファンは人間の体内では生成できない物質です。血中のカルシウムが不足すると、興奮してしまいます。
カルシウムを摂り、興奮を抑えることで寝やすくなるのです。ホットミルクにして飲むと、身体を温めてくれる。暖かい飲み物で体が温まることで、体温調節機能が働き、眠気が誘発されます。
牛乳は、ノンカフェインなのも良いポイントです。就寝時間の1時間~1時間半までに、カップ1杯のホットミルクを飲むと良いでしょう。
カモミールハーブティー
カモミールハーブティーには、鼻づまり解消効果、安眠効果、リラックス効果があり、副交感神経を優位にしてくれます。
体を温める効果がありますので、特に冬場はカモミールティー飲むことで体が温まり寝やすくなります。欧米では子供の風邪対策として飲まれています。
ハーブティーはカフェインが含まれていないので、カフェインを摂ると眠れなくなってしまう方にはお勧めの飲み物です。
ラベンダーティー
ラベンダーティーには、リラックス作用、ストレス解消効果、不安や緊張を緩める効果があり、寝る前に飲むと心が落ちつきます。
特にストレスを緩和する効果が高いため、ストレスを感じている方はラベンダーティー(ラベンダー茶)を飲むといいでしょう。
ラベンダーを寝室に置いておくだけでも、安眠の効果があります。
青汁
意外かもしれませんが、青汁を飲むことで安眠できます。愛汁に含まれているケールには、成長ホルモンであるメラトニンが多く含まれています。
メラトニンは、眠る前に増加してくる物質で、眠気を誘発してくれます。青汁を飲むことで、ホルモンバランスが整い、睡眠のリズムが良くなります。
ケールの青汁は、キャベツの5倍のメラトニンが含まれています。また、老化を抑制してくれる抗酸化作用もあるので、アンチエイジング効果も期待できます。カフェインが気になる方のための、ノンカフェインの青汁もあります。
生姜湯
生姜(ショウガ)は、血液循環が良くなり、体の末端まで体を温めてくれます。程よく体が温まることで、睡眠の質が高まります。
市販の生姜湯は、砂糖が多く入っているため、カロリーや甘さが気になる方は、自分でも簡単に作ることができます。ショウガパウダーをお湯でといて、少量のハチミツを加えるだけです。
また、生姜湯を飲むことで、消化活動が促進されます。胃もたれ気味で寝つきが悪い方にも、お勧めです。脂肪燃焼作用もあります。
トマトジュース
トマトジュースには、GABA(ギャバ)が含まれています。GABA(ギャバ)は、脳の興奮を抑え、血管を拡張する効果があります。血管が拡張することで、体温が上がり、安眠効果が高まります。
GABA(ギャバ)には、リラックス効果もあります。トマトジュースは、常温の方が良いでしょう。週に1回以上、トマトを食べていない人は、眠りが浅くなるリスクが2.15倍になるというデータがあります。
トマトに多く含まれているリコピンは、血中コレステロールを下げる効果もあります。
白湯
寝る前にコップ1杯の白湯(さゆ)を飲むと、副交感神経が高められ、リラックス効果、安眠効果が高まります。白湯を飲むときは、冷ましながら、10分程かけて、ゆっくり飲むことで体をじっくりと芯から温めてくれます。
胃腸に負担をかけないのも、白湯のメリットです。白湯を飲むことを日々の習慣にすると、体に溜まった老廃物を排出されやすくなり、代謝がアップします。
白湯は、体内に毒素が多いとマズく感じ、毒素が排出され、良い状態になってくると美味しく感じられると言われています。