
最近、どうもぐっすりと眠れていないように感じることはありませんか。もしかすると、枕が原因なのかもしれません。
横になった際に敷布団と自身の頭や肩の隙間を埋めるために大切な枕の高さが合っていないと快眠できません。
「自分に合った枕を探して10年」という方も実際にいらっしゃるようです。今回は、睡眠に大事な枕について気になる点をまとめてみました。
目次
枕の寿命、買い替えタイミングは?
枕は素材によって異なりますが、寿命は2年程とされています。それは、人間の姿勢が2年で変化し、枕との相性が悪くなるからだそうです。
枕も傷んで形が変わってしまいますが、自分の姿勢も変化していることにはあまり気づきませんよね。
今、使っている枕が買い替えをした方が良いのかを確認する良い方法があります。枕を半分に折り畳み、空気を締め出してください。
そして、手を離して、枕が元の形に戻らなかったら新しい枕への買い替え時です。もちろん、カビっぽい匂いがしたり、明らかにペシャンコになつている時はすぐに買い替えましょう。
まだ、使えそうな枕を買い替えるのは、少しもったいないような気はしますが、無理に長く使い続けていると、体への負担が大きくなってしまいますので、注意してください。
理想的な枕の選び方は?(高さ、素材、大きさ など)
快眠美人枕~快眠美人は正しい高さと形状を知る~
枕の高さについて
理想的な寝姿勢とは、立ったままの状態を90度倒して、布団の上で横にした状態です。寝た状態の姿勢で背骨と首がまっすぐになるように首や頭を支えられるのが、理想の枕の高さです。
また、寝ている時に無意識に枕の下に手を入れて高さを調整する癖がある場合、その枕は低すぎるということになります。タオル等で高さを調整することで寝やすくなります。
枕の素材について
枕の素材は、触ってみた感触が心地よく、リラックスできるかが大切なポイントになります。寝ていても熱がこもらず、汗を吸収して発散させることのできる通気性の良い素材が最適です。
汗をかきやすい方は、洗濯できる素材がおススメです。
枕の大きさについて
枕の大きさは、寝がえりをしても頭が落ちずに肩先までしっかり支えるサイズがあなたに適したサイズです。横66センチ以上、奥行き40センチ以上がの大きさの枕が理想的です。
自分に合わない枕を使うと、頭痛や肩こりの原因になってしまいます。そもそも、枕は長く使うことが多く、なかなか買い替えることは少ないかもしれません。
だからこそ、枕を変えてみることで睡眠は変わるのだと思います。枕はぜひ、通販で買ったりせずに店頭で実際にあてて確かめてから購入してくださいね。