今スーパーやコンビニなどのいろんなところでミネラルウォーターが売られていますよね!このミネラルウォーターにも「軟水」や「硬水」などの種類があるのは知っていますか?
軟らかい水と硬い水・・・どう違うんだろう・・・
名前は聞いたことあるけど詳しくは知らない、って人も多いと思います。そこで今回はこの「軟水」と「硬水」の違いについて紹介していきます(^^)/
軟水と硬水はどう違うの?
これは、水1ℓ中に含まれる“カルシウムイオン”と“マグネシウムイオン”の量の違い(硬度)で分類されており、量が低い水を「軟水」、高い水を「硬水」と分けます。
分かりやすくまとめると、
軟水:カルシウム・マグネシウムの含有量が比較的少ない水
硬水:カルシウム・マグネシウムの含有量が比較的多い水
となります。
日本の水は沖縄の一部の地域を除けばほとんどが軟水であるのに対し、ヨーロッパの水は硬度が高い傾向にあるそうです。
軟水と硬水では特徴に違いがあって、
軟水の特徴
- さっぱりしていて、口当たりが柔らかい
- 「出汁」などの煮炊きの多い日本料理に合っている
- 緑茶を入れるときに色や風味などが出やすい
- せっけんや洗剤が泡立ちやすい
硬水の特徴
- のどごしは硬いが、飲みごたえはしっかり感じる
- 和風料理に適さない
- せっけんや洗剤が泡立ちにくい
このようになります。では紅茶やコーヒーはどちらの水が適しているのでしょうか?見ていきましょう!
紅茶・コーヒーは硬水と軟水のどちらを使うのがおいしい?

緑茶は硬度が高くなるにつれて旨みが出にくく、低くなるにつれて香りが出にくくなります。旨みを味わう日本茶は軟水、香りを楽しむ烏龍茶や紅茶は硬水が最適です♪
コーヒーは、軟水で入れるとまろやかで酸味が出やすく、硬水でいれると苦みが強く出ます。自分の好みや、その日の気分に合わせて水を変えればいろいろな味を楽しめますよね。
ちなみに日本で手に入れやすい軟水は、「ヴォルビック」「南アルプスの天然水」、硬水は「エビアン」「ヴィッテル」などがあります。
ミネラルウォーターを買うときは、表示部分で水の硬度を調べてみるといいですよ。
まとめると、「緑茶=軟水、紅茶=硬水、コーヒー=お好みで♪」という風になります!
ではダイエットではどうなのでしょうか?見ていきましょう!
ダイエットに適しているのは硬水?軟水?

ダイエットに適していると言われているのは硬水です。
そのワケは、
1、 ダイエットのときに不足しがちなミネラルを補ってくれるから
2、 マグネシウムは便秘解消に効果があるから
3、 カルシウムは脂肪の吸収を抑えてくれるから
などがあります。
でも硬水はダイエットにとてもいい水ですが、デメリットももちろんあります。
1、 硬度が高くなれば胃腸への負担が大きくなる
2、 もともと便秘をしていない人は下痢になりやすい
3、 味が独特なので慣れるのに時間がかかる
4、 日本では買わないと手に入らないため、金銭的負担が大きい
などが挙げられます。
軟水硬水の違いが分かりましたでしょうか?ミネラルウォーターを買う時は成分表を気にしてみてくださいね(^^)/