
体が部分的に冷えてしまうことはありませんか。手足などの末端の冷えは良く聞きますよね。ですが、腰の冷えはどうでしょうか。
腰の冷えは放っておくと、痛みに変わってしまうこともあります。
また、腰の冷えがひどくなってしまうと生殖器を傷めてしまい、女性の病気になってしまうこともあるのです。そもそも、なぜ腰が冷えてしまうのでしょうか。
腰の冷えには、どういった予防法や対策があるのでしょうか。女性にとって冷えは美容の大敵です。普段の生活からできそうな予防策などをまとめました。
腰が冷えてしまう原因は?
腰が冷えてしまうのは、腰の血流が悪くなることが原因で起こります。特に女性の場合は、腰の血流が悪くなりやすく、それが腰の冷えの原因になるのです。
女性の体には、子宮や卵巣などの生殖器が腹部にあるため、そこに血液が奪われてしまいます。そうすると、腰回りの血流が悪くなり冷えてしまうのです。
さらに、足の冷えが腰の冷えの原因になっている場合もあります。足の冷えが腰に伝わって腰回りの血流が悪くなってしまいます。腰の冷えは痛みになることも少なくありません。
また、腰が冷えると生殖器にダメージになり、婦人病にかかりやすくなります。また、腹部には腎臓があります。ここを冷やすことで老化が早まります。
腰が冷えてしまうのは、予防できるの?
腰の冷えを防ぐために、効果的な方法がありますので、紹介させていただきます。
椅子に座る時には、座布団またはクッションを使う!
特に冬場になると椅子は冷えてしまいます。長時間、椅子に座っていると、椅子の冷たさが体に伝わって、腰の冷えの原因になってしまいます。
座布団やクッションを使うことで、椅子の冷えが体に伝わってしまうことを防ぎます。
体を締め付ける服(下着など)を選ばない!
体を強く締め付けるような服や下着を身につけていると、血流が悪くなってしまいます。胴回りをきつく締め付ける服や下着は選ばないようにしましょう。
腰回りを動かすストレッチをする!
1日中、座って仕事をしている人は、定期的に腰を動かすストレッチをすることをお勧めします。腰のストレッチをすることで血流が良くなり、冷えが改善されます。
足指のマッサージをする!
足の指をマッサージすることで、足の血流を改善することができます。足の指は、体の末端のため血液の循環が悪くなりやすく、マッサージをすることで、体全体の血流が良くなります。
腰回りが隠れる服装にする!
ローライズジーンズなどの腰回りが出てしまう服装は避ける方が無難です。露出することで冷えが加速してしまいます。
露出の多い服で外出する時のオシャレを楽しみたいなら、せめて部屋は腰回りを覆うものにしましょう。
また、冬場には、腹巻を着用することも効果的です。
腰が冷えた時の対策は?
冷えから来る腰の痛み予防方法 和歌山市北島
腰が冷えてしまった時には、以下の方法を試してみてください。
足湯を利用する!
マッサージのお店にいくと、メニューのひとつに足湯があることがあります。そんな時は、足湯を試してみてください。
1日中、全身がぽかぽかして温かく、血流が良くなっていることを自覚できるはずです。
カイロで温める!
一番、手軽に腰を温めることができるのは、腰に使い捨てカイロを貼る方法です。腰だけではなく、全身が温まる感覚があります。
体を温めるものを飲む!
しょうが湯など、体を内側から温めるものを飲んでみてください。できるなら、腰に冷えを感じる間は、毎日の習慣として飲みたいものです。
まとめ
余談ですが、体温が1度上昇するごとに免疫力は5~6倍になります。
さらに、体温1度の違いで基礎代謝が13~15%ほど変動するとも言われています。また、指で押すツボは冷えにも効果的です。
また、体を温める際には、汗をかくことで体温が奪われないように注意をしてくださいね。