朝起きると、首が痛い、肩が痛い、背中が痛い、肩こりがひどくなってる。こんな症状を感じたことはありませんか。
起きてしばらく動くと少しマシになったりする・・・という人も多いですよね。実はこれ・・・寝ているときの枕が原因かもしれません。
そこで今回は、肩こりと枕の関係についてご紹介していきます。
寝ている時に肩こりがひどくなる原因は?
朝起きてまず肩を揉んでいるような人は、枕が原因の肩こりかもしれません。
肩こりの原因としては、長い時間のデスクワーク、肩に負荷がかかる、スマホをやりすぎるなどのいろいろな原因があります。
ただ日中の肩こりは寝ている間にしっかり休ませれば、翌日の朝に引きずることはありません。ということは・・・朝起きても肩が痛いのは寝ているときにきちんと肩が休まっていない証拠です。
枕が自分にあっていなくて肩に負担がかかっていることが原因でしょう。
- 首の骨を支えない枕:首の骨が宙に浮いた状態になり、寝ている間ずっと首に負担がかかる
- 高すぎる枕:首に負担がかかってアゴが下がり、気道が狭くなって息がしづらい
- 低すぎる枕:首を痛める原因
この他にも低反発枕は、頭が沈んで寝返りが打ちづらくなるので、肩こりには良くないみたいです。
でもちょうどいい高さがどのぐらいか分からないですよね?次で紹介していきます♪
理想的な枕の高さは?

自分にあった理想的な枕は、「寝ているときも立ったときの姿勢をそのまま保つことができるような枕」です。
人の背骨はS字型の曲線なので、どうしても首と布団の間に隙間ができてしまいます。その隙間を埋めてくれるような枕が、自分にあった枕となります♪
標準体型の人の理想的な枕の高さは、3cm~4cmです。女性や小柄な人のときは、2.5cm~3cm、体格のいい人は4cm~5cmが目安です。
専門店で自分にあった枕の高さを計ってくれるところもあるので、一度計ってもらうといいですよ。
枕を選ぶコツは?

枕を選ぶときに大事なのは高さ以外にもあるのでご紹介していきます!
自分にあった硬さ
硬さのあっていない枕を使うと、頭をちゃんと支えることができなくなり、首や肩の筋肉が緊張したり、神経が圧迫されたりします。逆に柔らかすぎてもダメです!
理想的な硬さは、「頭と首を圧迫せずちゃんと支えてくれる硬さ」です。
枕の大きさ
人は寝ている間に、20回以上寝返りを打っています。枕が大きすぎると上手く寝返りを打てず、血行が悪くなって体温調整がうまくできなくなってしまいます。
熟睡するためには、「寝返りを楽に打てる大きさの枕」を選んでください!
寝返りが打ちやすい大きさは、寝ているときに左右に動いても余裕のある、頭3個分程度の大きさを目安に選んでください。
吸湿性
人は寝ているときにコップ1杯の汗をかいています。枕が汗でベタベタになってしまうと快適な睡眠をとることができないので、「吸収性や発散性のいい枕」を選ぶことも大事です!
素材によって変わってくるので、自分にあった枕を見つけましょう♪
睡眠って大事ですもんね!いい睡眠がとれるように枕にもこだわりましょうね(^^)/